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選者の苦しみ

政治家はいつも民衆の非難のまとだ

特に現在のように経済や社会環境が
不透明で見通しが明るくないときは
矢面に立たざるを得ない

このような状況で自分の職業について政治家をやるというのは
そうとうな気構えと胆力が必要だ

したがって現在の政治家の資質のレベルを考慮しないならば
彼らはかなり奇特な人種であるといえる

ダレが好き好んで政治家をやるものか
よくもまァ「政治家なんて」やっていると思う

よってその初心という観点で彼らを思うときは
敬虔にならざるを得ない
割のあわない職業に敢えて挑戦している様に思う

とはいえ、昨今の政治家の言動・振る舞い・成果
についてはあやふやさと危なかしさを禁じえない

簡単に表現するならば「腐っている」という表現となってしまう

「いやそんなことはないよ。やるべきことはやっているよ」
と反論する方も本人もいるだろうが
ともかくワタシの印象はそうだ。

ここで考えたいのは

「彼らは、なぜ腐ってしまったのか?」

ということだ。

彼らは、憲法によると我々主権者の 代表権 をもつ存在に過ぎない。

成果は、
・法律を作ること
・国家予算を承認すること
・外交(国家防衛含む)をすること
などだ

選出方法は、「選挙」しかなく、その権利を剥奪させるためには
・次の選挙でオトす
・リコールする
すればいいのだ。つまりダメ(政治家としてに資質が基準に達していない)
な者は容易に罷免できそうである

現在の政治家がダメであるならば
こういう疑問と向き合う必要はあるだろう
つまり

「我々は、ダメな者をナゼ選んでしまったのか?」

【選者の苦しみ】ということばが
慣用句であるかどうかわからないが
ワタシにはこのことばが、政治を思うときに脳裏によぎる

選者とは、『われわれ』だ。選ばれた方ではなく、「選ぶ側の人間」を指す。

我々は、代議士を選出する権利を確かに行使できるけれど
それに対する責任もあるのではないか?

・後に権利を悪用し、犯罪者になってしまう政治家
・政治家としての使命を放棄し、私利私欲に奔走する政治家
・委譲された権力であることを曲解し、
 本来の政治家の成果に従事しなくなった政治家

を選んでしまった我々の能力を疑う時期にきていると感じる。

つまり、我々には「人を見抜く力」が備わっていないのである。

これを認める必要があると思う。

これを読んだ読者諸君は、認めたくはないだろう
ワタシだって認めたくはない。自分の眼力を確かであると信じたい。
しかし、昨今の政治にまつわる事実を直視すると、認めざるをえないし、
どちらかというと 我々をして
それを指摘されたくないから考えないし、
反省もしてこなかったのである。

われわれ自身が、選者としての責任を全うしていないから、
ホントウに選ぶべき人が選ばれず
その資質を有していない者が選ばれる。そうなれば
政治が変になるのは
火を見るよりあきらかなことなのだ。

もうひとつある

過去を照らしてみると イケてない行動 あまつさえ
犯罪を犯し起訴された 政治家がいても
次の選挙にはナゼかまた当選してしまう

もちろん、罪を憎んで人を憎まず という諺があるので
犯罪を犯してしまった者を
被選挙権の枠から永久追放していいはずはないが

これについても 選挙のときは「みそぎ」は済んだとばかり
揚々として復帰するものをみると
反省や対策は万全なのかと疑いたくなる。

この件のホントウの確認方法は

きちんと過去犯罪についてのじぶんの総括をしているか、
本人にきちんと釈明をさせ、さらに【自分の躾】をどのように立てたのかを
自己実施したことについて説明させるべきと強く思う。

それもなしに
当選したから 今までの過去はもう不問にする風潮は
日本の悪文化として辟易する。
反省をうやむやにせず、常にウォッチしていくべきことだ

つぎに本節の骨子である

「彼らは、ナゼ腐ってしまったのか」

そして

「彼らが腐ってしまったのを、なぜわれわれは気がつかなかったのか」

さらに、

「彼らを腐らせず、新鮮さを保つには、具体的にナニをすれがいいのか」

について述べようと思うっと
バスが、バスがついてしまったのよん。
またね。また、いつか。

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コメント

なぜ腐ってしまったか?
経済学でいうと「悪貨は良貨を駆逐する」「レモン市場」といったところが妥当かと思います。

選挙の際の大きな決定的な問題は候補者の情報が不足しているということだと思います。

政治家の多くのHPは情けないぐらい充実していませんし、選挙期間中のHPの更新規制など(これは改正されるようですが)候補者の情報をなるべく出したくないのではないかと疑ってしまいたくなります。

私たちはちゃんとした政治家を選ばなかったというより、選べなかった面も大いにあるかと思います。

その点については私もブログでかければよいと思ってます。

投稿: カンカ | 2006年4月 2日 (日) 14時31分

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