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○○士といふ人タチ

昨今の世の中の様々な事件に必ずといって登場する○○士

今回はこの件について考察してみたいと思う

企業と彼らの関係と存在意義と事件が発生するプロセスを観点としたい

建築士
会計士
弁護士
以下は○○士と略す

彼らが企業のシステム(組織)と組まず独立して存在するわけ
は人事権という強力なパワーから、隔離し、その機能を全うさせよう
ということと理解している

しかし、このしくみの目論見は、かの事件におけるあの男の告白
彼の一言で吹っ飛んだ

「弱い自分がいた。」

つまり、高給と思しきうらやましさを伴う彼らの職業さえ実は
経済活動の観点ではその機能の受注さえなければカゾクを養うさえ
危ぶまれる弱小個人法人でしかなかった

さて、彼らが社会から求められる使命は

企業から独立した法人として 企業のチェック機関として機能することだった

いろんな事件の中心人物である御仁がいうように
企業は、「経済性」をもとめる集団だ。これについては
ワタシとしても異論はない。特に昨今の市場要求は度を越すほどの
要求をだす。企業は生き残りをかけ、サービスレベルを維持しながら
ギリギリギリギリのコストダウンを成し遂げようとする

翻って チェック機関は 市場の原理を横目でみながらある基準をきちんと
まもっているかを、専門の学問・技術を駆使してチェックするわけだが
その代金は チェック対象からいただくということになる

これでは、厳密な規定をかけたときに、つぎの「声がけ」がなくなり、
きちんとした仕事をしたことによって 収入を失うというパラドックスが
発生してしまう

したがって ○○士たちはゴハンをジブンやカゾクに食わせるため
徐々に手心を加えていかねばならず、最終的には守るべき信念や
約束されていた閾値をこえることについて泥をのまずにいられなくなるでは
ないか!!!(ナニかこうふつふつと怒りがこみあげてきた)

「事務所はあんたんところだけじゃない」

今も、この日本のどこかで、
めがねをかけた支店長がこの台詞を○○士に浴びせているのか?
そして○○士は カゾクのメシととるか信念をとるか
葛藤しているのであろうか?

いや、いまここで支店長を責める気は毛頭ない
なぜなら、その台詞を言えればこそ、その人も支店長になれたからである。

コストダウン競争

確かに市場原理として いままでワタシたちは
ヤすくて イイモノ・すごいものを消費者として選択してきた
しかし、行き過ぎた競争はひずみをうみ
現実にねじれや弊害が 「事件」 として顕在化してきている

わが国の誇れる国民性として
「他人に対するサービス精神が他の諸外国と比べ度を越して旺盛」
であることがある。
これは本当にいい国民性だとはおもうが
企業がそれを目指し、正常なかたちで遂行継続させるためには、

「正当なる対価」

が必須である。

正すべきものが2つある

ひとつは
独立したチェック機関(監査法人)がきちんと機能できるしくみ
を改めることそれも早急にだ
彼ら全員に栄光と誇りを取り戻させ、本来もつ責任を全うさせるのだ

ワタシの諸案としては監査法人の権限強化と
オープンで正当なチェックプライスリストだ
間にナニかはさむというような複雑化は賛成できない

もうひとつが 
行き過ぎたコスト競争を是正するシステム(組織)
の開発と運用だ これを達成するため経済産業界全体で
この問題に取り組む機関が必要だ。

これについての私の意見は
利害関係を鑑みると
 企業の寄り合いよかは政府がおこなうべき機能
と考える

この2つを早急に対策をとらないとホントーにタイヘンなことになる

「魂」を失った監査機関がいい加減なチェックをおこない
コストダウンを市場命題とする企業は、大きな問題を内在するサービス
を垂れ流す、そうとは「知らず」にわれわれがそれを買うのだ。

いずれ、以下に述べるモノが市場にでてくる

ウーロン茶の混入した缶コーヒー
「肉」がはいっていない肉まん
3年「保障期間」を過ぎてすぐ車軸が折れる車
(まてよ。こんなのはもう存在するかな…どうかな)

重ねていう。

あらゆるサービスの「コスト限界」はある

消費者はそれを把握しなければならないし、
それを踏まえた購買をしないと
アトで取り返しのつかないしっぺ返しを受ける
(もうすでに ある業態において発生していることは
 新聞を見ればいくつも散見できてしまうのは本当に残念だ)

だれが「姉歯建築士」や「支店長・局長」を生み出したのか
今一度よく考えてみる必要はあるとおもう。

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「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

先日は、ブログにコメント有難うございます。
前回TBをしようとしたら、うまく行かず。本日、成功しました。

コメントを頂いた記事とは違うものに、コメントしてしまいますが。
「士」がつく職業は、その道の専門家という意味があるときいた
ことがあります。
つまり、その道の職人&プロでなければならないわけですよね。
それで尊敬や評価も得られる。本人もプライドややりがいを持てる
というのが、好循環になると思うのですが。
最近それがおかしくなってしまっているのが、残念です。

私個人は、特に最近おふざけ発言が過ぎる「弁護士」が増えて
いることを腹立たしく思い、憂いてもいます。
今年から司法試験制度がかわり、やがて毎年3000人(かつては
500人だったのが1500人まで増えて、ここで一気に倍増に)
の法曹が誕生するようになるのですが。彼らが仕事欲しさや
ウケを狙ってオチャラケ活動を始めたら、日本の司法界はボロボロ
になってしまいそうでコワイです。

投稿: mew-run7 | 2006年2月17日 (金) 03時45分

mew-run7san
コメントありがとうございました
さてご指摘の弁護士倍層計画ですが、いまの裁判所ののんべんだらり度がいくぶんかは改善されるという効能ももしかしたら
あるやもしれませんので朱色会的にはOKの立場です。
しかし、ご指摘のとおり門がひらくということは質の低下が自明となりますとともにヒトがふえるというとは、競争が激化するという一面もあるかと。よって競争の管理とイケてない弁護士その他の排除機構が機能するとイイナとは思ってはいます。

投稿: 朱色会 | 2006年2月18日 (土) 20時16分

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