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パンを焼く男の「卒業」

4月も終盤となると会社の中では変化が見られることが多い。

例えば、初任者研修が一通り終わった新人が配属となり、
一瞬の華やいだ雰囲気が生まれる。

ま、とはいえ私は、派遣なので、
派遣先の新人との接点は殆どないので関係ない話だ。
職場で軽い笑い声がおきると、やはりつかの間の明るい雰囲気が
生まれる。単にそれを背中で聞くだけだ。

同じではないのかという人もいる。しかし違うのだ。
あくまで派遣常駐の聞く笑い声は「他の会社」の笑い声であり、
ジブンの会社の笑い声ではない。
派遣者は、仕事先で笑い声の共有さえできない…

(オレの誇りの担保はどこにあるのだろうか?)
(このヒト、相槌オオいなぁ…クローズアップ現代のさのしんいちさん。
 あッごめん。コールセンター特集。⇒当事者ブログあり。)

しかし、遠目から見ても、やはり男女とも初々しいものだとは思う。
私のホントぅの職場には、華やいだ雰囲気は生まれているのであろうか?
確かめる術はないが…。

さて、朝、パンを工場の食堂で食べる件は前出した。
本件はその続編だ。そのささやかな変化は、朝の厨房にも齎された。

あさ軽食堂にいくと、いつもと違うことが2点あった。

1点目は
いつも厨房は約一年ちかく男一人で立っていたのだが、
なんと男女ペアとなっていた。

そして2点目は
厨房にはいつもの静寂はなく、会話が生まれていたのだ。

私は耳が悪いのでその話の内容はとんとわからんが

こんな感じに聞こえる

「……で……だから…」

「はいッ」

「…で、……は………で。」

「ハイ」

「じゃ、…………」

「………ですか?……」

「…だよ。……で…」

「わかりました。」

ーーーー
『そうか…代替わりなんだな。』

ずっと一人で厨房を守っていた男は去り、管理者にでもなるのか。
『いままでありがとうございました。ご苦労様。』
そして、その代わりとして女が男の代わりをやることになるんだろう
いずれひとりで。

ーーーー
いらっしゃいませ。おはようございます。

あぁ、おはよう。

いつもありがとうございます。

じゃ、お願いします。

ご注文はいつものセットでよろしいですか?

ふふふふふふ。

いつものパンはやめよぅ

?じゃっ、珈琲だけですね。

ぐふふふふふ

パンは止めて、『パイ』にしよう。

?パイですか?あいにくパイはやってないんです。

あるだろぉ、だせ。「ぱい」をだせ!

!なにを冗談いってるんですか。いい加減にしないと怒りますよ。ヒィっ。

ぐふふふ…ぐふふ(←いいかげんこのへんで…)

ーー

…真面目な話にもどす。

成長する組織は、編成を変えていく。役割が変わるのだ。
人はいつまでも同じコトをするためその場所にとどまるということを
許されない。上位の仕事ができるようになることを求められる。

こんな(と、いっては失礼にあたるが)小さな厨房でもそれは起きた。

リタイヤする人がいれば、新たに入ってくる人もいる。
仕事は伝承され、新たな担い手が入ることで
もともとそれを担っていたものは、さらに高度な仕事を任される

これが自然の摂理だ。

もし、アナタの仕事場にこのような組織の成長の基本的な動きが
起きていないとしたら、会社としては停滞した組織であることを
自覚すべきである。つまり、組織として成長していないのだ。
構成員の個人としての成長も疑うべきである。

ここ2、3年やることがまったく変わらない組織は
自己の組織の成長の姿を棚卸しする必要がある。

へたをすると、あと20-30年同じことをやっている可能性がある
いや、冗談じゃなくて。勿論給料が上がるはずもない。
「気をつけろッ(長井秀和風)」

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