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ある事業部長との会話

組合の代表をやっていると

いろいろウエの人と話す機会がおおい。

もちろん素晴らしい人も多いのだが、
そうでない人もいる

本節は、残念ながらそうでない人が吐いた言葉で、
私が忘れられない そのときの会話の抜粋を紹介し、思うことを書きます。
その人は、部長でも、課長でもなく、
『事業部長』という基幹決定の経営会議出席者一歩手前の人だ。

あまり知られていないことだが
組合の執行部(管理部)は、ある程度大きな組織体となると

会社の第2人事課と第2勤労課の機能を担うこととなる。
なんで、会社のコストとして捻出するべきものを
労働者の組合費からコストを負担せねばならないか
疑問がわく読者は多いとは思うが、その話も長くなり
本節の主旨ではないのではぶく。

さて、第2勤労課の使命として
労働基準法に則った労務管理をしているかを、チェックし、
ひどい場合は管理者を呼びつけて、説明をうけることができる。

私の同期の人間が、尋常ならざる、というか
ほぼ物理的・人道的に不可能な勤怠実績があり、彼の顔が緑色になって
しまったので、問いただしたところ月xxx時間という(xは桁を表す)
とんでもない状態だったので、課長を呼んだ。そしたら
事業部長がピンできた。

ふふふのふ。事業部長ならばびびるとでも思ったのかな?
まぁこれから解るよ。xxxサン。とココロのなかでほくそ笑みながら
会議テーブルを挟んで対峙した。タイマン状態で質疑スタート…。
(若干の脚色あります)

「本日は、お忙しいなかお越しいただき、まことにありがとうございます。(低姿勢)」

「いえ、こちらもチョットお話しおきたいことがあって、xxではなく。私が参りました。」

「事業部長自らお出でいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。」

「こちらこそ」

「さて、早速ですが、xxxさんの勤務実態については、基準を大幅に上回る実態となって
 おり、これは労働協約的にも法的な法律に則しても問題があるとおもうのですが、
 実態の詳細はごぞんじですか?」

「はい、客先プロジェクトの仕様変更を起点として発生しております。」

「?……経緯は、またのちほど改めてお伺いします。彼の健康状態の確認はされているのですか?」

「勤怠の超過『数値(←カチン)』は把握しており、このプロジェクトが収束いたしましたら、
 代休をとらせ休ませる予定です。」

『かれの未消化代休の残数はご存知ですか?』

「…………」

「7日です。土日の休みは当然として、ウィークデーで、今月消化しなればならない休みが7日あるんです。」

「今は、彼を休ませるわけにはいきません。」

「それはなぜですか。」

「彼以外にこのプロジェクトを遂行できる人材がいないのです」

「………xxさん、こんなことをいうのは私もつらいのですが、xxxがもし倒れたらどうなさるのです?」

「………」

「彼は、私と同期でよくしっているのですが、彼は期待をかけられたら、
 成り行きがどうなれ、まじめに死守する男なんです」

「…」

「事業の遂行を考慮すると、代替者を用意したり、超過勤務をチェックして健康管理すたりする必要は
 事業責任者として必要なのではないでしょうか。」

「…そんなことはわかっています。しかし現実に人材は不足すているんです。そして
 事業目標は変わっていない以上、われわれは自分たちの持つリソースでがんばるしかないんですよ」

「……?(それはおかしいですね。という言葉を飲み込み。本論に入るかどかの質問にいけるか間をとる)
 ところで、今日はxxxの直接の上司ではなく、貴方がお出でになりました。たしか、さっきお話があるとか」

「……(機先をそがれたかたちで、アレ?そっちいくのみたいな表情)
 …えぇ、いま私たちがおかれている状況について、xxxさんも「書記長」としてお話ししておきたいのです。」

「…(知ってるよ。ゼンブ。ということはおくびにも出さないで)そうだったんですか。先ほどはそちらの事情も
 詳しく知らない私が高圧な態度をとってしまい申し訳ありませんでした。是非お聞かせいただけませんか?」

「ぷしゅう。」

「ぷしゅう?ナンですか、それ。」

「…排気ブレーキの音です。」

「?……あァそうか!『バスがついてしまった』んですね!!」

『そうです。』

………そんなわけで、本節のつづきは、明日以降になります。
ゴメン。あしからず。

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