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朱色会的『読み方』

…唐突ではありますが、貴方は写真誌フライデーを、読むとき
右手を使いますか?左手を使いますか?

ぬ?…わたくし、おんなのぬぅどが殆どで占められている低俗な雑誌など
 「一度も」観たことがありませんわ。

ーという方はさておき、殆どの人が巻頭から観るために、右手を使うだろう
いや…ヘンなイミでいっているわけではないので誤解しないでくれ
あくまでもページをめくる手はどっちだという話で
それ以上でもそれ以下でもない(笑

さて、私とはいうと実は左手を使う。
あっ、左利きということではないよ。ヘンにカンぐらないでくれないか。

…なぜかというと、巻末から記事をみるのだ。

冒頭のコメントはたしかにそのとおりだ。裸は多い
裸が多いと、裸に興味のある人が、財布の硬い口を開けてくれるかもしれないからだ
しかし、それは殆どの場合、その雑誌の編集者の本意ではない。

『ASAhIパソコン』に捧ぐ…」でも書いたが、
いま、雑誌を初めとした出版界は活況を呈しているようで
内情は厳しい。売り上げが伸びない。そのため、優秀なライターが
メシをくえず、職を離れているのだ。

カネがほしい、しかし、書きたいものは売れない。そのため
おんなの 「おっぱい」に活躍していただくこととなる。そして、その写真の合間か、
巻末に少しだけ、「書きたい」ことを載せる。

フライデー「たのむぞ、おっぱいたち。売り上げを伸ばしてくれ!」

おっぱいA「…ったくしょーがないわねぇ。まかしといて!!フンっ。←(?)」
おっぱいB「よろしおす。ウチのカラダでナンとかしましょ。」
おっぱいC「ぇえーー。そォナんですかぁ~わかりましたぁ~がんばりまァすゥ~。

…そんなわけで、写真週刊誌もカブいていることを
 お解かりいただけたと思う。

しかし、やはりジャーナリズムを志し、筆を執ったココロのかけらは
誌面のどこかに残っているはずだ。そして…見つけた。

…それを発見したので、ブログで書いておく。

さて、フライデーはそれをどこでやっているかというと、
巻末に収斂されている。とくにすきなのが

裏表紙で連載中の『和の一品』とその直前の時事コラムだ。
フライデーの場合は、そこにジャーナリズムの一抹の良心が残っているのである。
読んでほしい。狭いスペースに端的に書いており、小気味よい。

『和の一品』はもちろん紹介されている料理もイイが、
それを紹介する写真や文が素晴らしい。レイアウトやバランスも秀逸だ。
いつもと同じ装丁で、『和の一品』を単行本化してくれたら買うぞ。
いつもの季刊発行のゴシップスペシャルなんか買うものか。

直近の記事では、
BSEの政府審議会が、政府の意向が強すぎて嫌気がさし、
学会出の委員がぼろぼろ脱会し、ついに解散の憂き目となっているという
なかなかフライデーらしからぬ
義憤にみちた美しくかつプロらしい文章だった
見直したぞふらいでー。

正直、なんだフライデー。こんな記事もかけるんだな
ナンでいつも巻末なんだ
と疑問に思ったのがこの記事を書くこととなったキッカケだ。
「きっかけは~~おっぱい。おっぱい」
それと、なんだフライデー。
いろいろと『これからの自分の道』を画策してるようだな…

けっしてゴシップねたやぬぅどを載せるのが本意ではないのではないかな
…どうかな。

…そんなワケで、私は好きな部分を読んでから、
あんまり好きではない部分を仕方なく読む(観る)のだ(←すみません。ウソです。)

さて、ここまで奇特にも読み進めてくれた御仁にQをひとつ。

「これからはどちらの手を使いますか?」

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コメント

TBありがとうございました。右手を使うか左手を使うか? うーん、そういう問題の立て方からのスタートがあるとは思いませんでした。なるほど!

右利きだから何処から読む場合でも右手を使っているが……それはそれとして。雑誌の編集者や記者がおっぱいで稼いで、「ちょっとだけ」「こっそり」書きたいことを載せるというのはホントです。……何か、なさけな……。

投稿: 華氏451度 | 2006年4月27日 (木) 23時41分

あ、やっぱしそうでしたか?情けないとは思いません。断腸のオモイかもしれないし、評論雑誌など書くことにピュアな雑誌もばたばた倒れています。いまはもしかしたら、もしかしたら、業界の変態の際なのかもしれませんね。インターネットはそのなかの一要因に過ぎないのではないでしょうか?

投稿: 朱色会 | 2006年5月 9日 (火) 20時38分

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「重要なことをマス・メディアがほとんど報道しない」という怒りの声をよく聞く。私はテレビをほとんど見ないのでテレビのことはわからないが、新聞や雑誌に関して言えば同様の実感を持っている。今、強引に成立へ向かおうとしている共謀罪に関しても、(むろん触れている所もあるが)活字メディアから得られる情報はごく少ない。 だから、ケシカランと怒る人が多いのはよくわかる。私も不愉快に思っている。だが、しかし……。以前にも同じよう�... [続きを読む]

受信: 2006年4月27日 (木) 23時33分

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