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自由競争の結果としての統合

規制緩和をして、市場の既得権を撤廃していくことで
自由競争を生み出し、正常な競争のなかから新たなる強い産業を生み出す。

このように、文字をキーボードで打ち込んでみると
小泉路線とというのもあながち間違ったやりかたはしていないと感じる

理念は、いぃんだよね。理念は。
しかし、現実の動きはどうなのだろうか?

まず、銀行。
不良債権を返しきれそうだという
この企業努力はみとめるべきだと思うけれど
合併による合併でもやはマトモにそらんじることができなくなった
銀行名をもつメガバンクのみが結果として生き残った。

本来は、多くの金融商品がうまれ、また、新たな銀行が生まれ
その新たに生み出された銀行が新たな金融商品を市場に生み出す。
多くの銀行がうまれ、市場では多様な商品をユーザが選んで
いくことができ、その中で古い銀行も変革を余儀なくされる
はずだったのでは?

確かにいくつか新しい銀行は生まれた。しかし
メガバンクをおびやかすどころか存在の維持さえ危ぶまれる銀行も
散見する。結局資金力がものをいう世界ということであるなら
最初の目論見通りにいっていないことになる。

つぎ、流通
2強のほかは、あたらしい芽がでてこない。
旧郵政の宅配も、それほど新しいサービスは始めていない。

航空
規制緩和で、多くの新しい廉価な航空路が生まれたがほとんどが経営的に
厳しく。これも2強のサポートでつながっている。

そしてメーカ
世界に冠たるデジカメとケータイ
デジカメについては、古参のメーカがつぎつぎと店じまい。
Cの一人勝ち。K+Mもデジカメから撤退した。

ケータイもおおくの製品がでるものの、以前ほどの勢いがない。
いろんな業種との業務提携で生き残りを図っている

様々な新しい会社が「独立」し、市場に挑戦し、伸びていく社会を目指していた
はずが、既存の会社が合併し、資本力にものをいわせてベンチャーの
芽をつんでいる事態となっている。

自由競争ということばは実はまったくの規制撤廃を指すのではなく
確実なる制御のなかで行なわれなければ実はうまく機能しないことが
いままでの経済の事実・結果から汲み取れるのではないか?

最大の有望株であった企業は、粉飾決算により市場を追われた
やっぱり自由競争など幻想だと、若い人が気がつき始めている
経済を政治が野放図に放置すると、経済は好き勝手に
市場を暴れ周り、結局のところ、自己の「利」と「保身」のみを追求する社会に
なってしまうと思う。

もともと、狙っていたことを成すためには、しっかりとした
市場の監査と不正の摘発を行なっている必要がある。
いまやっていることを成果として表したいならば全体的な数値ではく、
独立し、起業し、成功する道筋が見えるようになっている必要があると思う。

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