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「先に入社したおじさん、おばさん」にならない方法

私のリンクにはってあるリーダー論の重鎮。

佐藤直曉さんは朱色会がとても敬愛する人物だ。
毎日なんらかのリーダー論を説くという離れ技を実行中。

ブログは、あるテーマに絞ったほうが読者がつきやすいとはいうが
朱色会は映画がすきとは言え、毎日講釈を垂れろといわれるとつらい。

それをなんと、数年にわたりされているのだから
頭がさがる。見習いたい。
見習いたいが、朱色会は好き勝手なことをしゃべり続けるつもり(笑

さて、本節はリーダーに関することだ。

ヒトをリードすることはとても大切なことだ。企業人としての人間
関係の一形態だし、会社は何らかの徒弟制・師弟機能がなりたつことで
成長していく組織体だからである。

先人が踏んでくれた地雷(会社としての失敗)
先人が蓄えてくれた資産(定款を初めとした存在意義と経験則)

が後輩に伝わることで、よりうまくパフォーマンスが果たせる。
その輪廻により、さらに次の後輩に

・地雷のありか
・有効なる資産

が伝承されていくのだ。その企業は、永続的に成長を続けることができる。

先輩の先輩たらしめるところは実のところこれを他人に供すことが
できるかできないかだと思う。

もし、貴方が後輩(年齢として年下なのではなく、
その会社での勤続年数が自分よりも少ない)に対して、
地雷のありかや伝えるべき技なり
コツなりを示せないならば、単なる

「この会社に先にはいったおじさん(おばさん)」

となる。それは、決して口にだして呼ばれることはないが
ココロのなかではそう思われることになる。

『いや、おれ(あたし)は大丈夫。【プロ中のプロ】だから』

…なんて自画自賛しているヒトが一番危ない。
逆に、いつも

『自分は先輩としての機能を果たしているだろうか?』

と自問自答してかつ自分の言動なり行動を自己チェックしているひと
は(おそらくは)大丈夫だろう。

手前味噌になるが私が最初に入社した会社には

ほとんど【おじさん】と【おばさん】はいなかった。

だれもが先輩でありつづけたいとう使命感というか危機感というか
そういうものをもって私に接してくれた。とても【当たり】の会社
だったのだ。そういう意味ではね。

…今の会社のことはあまり『悪く言いたくない』ので
コメントを差し控えたと思います。(笑

もしも貴方の会社にこのような関係がたとえば
・成果主義とか個人主義の曲解運用によりその関係が希薄
あるいは途絶している場合は

貴方の会社は、「賽の河原」と同じである。

先人が積んだ、石の塔「ケルン」は、貴方がくることで
全て崩され、貴方はイチからまた石を積むことになる。
貴方もまた、次の人間が来た姿を遠くに捉えたとき、
やおら自分が積んだ塔をめちゃめちゃに崩してそこを去る…
そんな会社が、勝てるわけがない。

このような会社ができてしまうひとつの一要素としては
起業した人間がひとりぽっちで立ち上げに成功してしまった場合
それを是としたルールができてしまうことがある。

『成り上がりたければ、自分ひとりで這い上がってこい』

川原の石を途中から積んだことがない(と、思い込んでいる)ものにとって
他人が自分が積んだ石の上に石を置くことなど
想定外でありえないことと思ってしまうのだ。

…実は、そのような会社は、増え続けている。

もしも、会社の中が全員【おじさん】で占められている場合ならば
あなた自身がまずおじさんを辞めてみることを奨める。
価値の創造と伝承は、なんと貴方から始まる。

さて、ここまで読みすすすめてくれた貴方に感謝の意を込めて
つぎの質問をプレゼントして、この拙文を閉じたいと思います。

『貴方は、【おじさん】じゃないですよね?』

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