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「成立しない」会話

「おかん。俺ヒト殺してしもぅた。」

「何人や。」

…これはどう考えても、母ー息子で成立しない、
 いや、成立させてはならない会話だろう。
 この会話については、他のブロガたちも主張を書いている
 だろうが、私も書かずにはいられない。

今も7時のニュースにてその後の報道がなされているが
やはりこのやりとりに勝る衝撃はない。それほど
この母の息子への応対は、朱色会に衝撃を与えた。

この一対の会話で、この母子がどんな関係をこれまで
築いてきたのか、…見切った。

『溺愛』。

…ひとことで表すとこうなる。
 この母が、どういうつもりでこの言葉を発したのか考察する。

まず、私が女で、母で、息子がいて、電話でこのような電話を
 受けたときのことを想像してみる。

仮説1
息子「おかん。俺ヒト殺してしもぅた。」
私 「エっ。どぅしたんや。怪我はなぃんか!いまどこにい(る)んや」

…まずは、ヒトを殺さなければならないほどの危機に直面したコト
 を想像察知し、息子への脅威が継続しているか、また、
 息子を保護するため、今の居場所を聞く。
 これが、本当だろう。

あるいは

仮説2
息子「おかん。俺ヒト殺してしもぅた。」
私 「落ち着いて!!何があったの?」

…何が起こったのか、まずは把握しないことには動きがとれない。
 だから、事態の把握のため、まずをそれを聞く。
 これが、本当だろう。

しかし、【小林竜司容疑者】の母は、

「何人」と聞いた。

何人?

一人と複数でナニが違うかというと、立件起訴され、
判決を受けるときの量刑内容が異なる。

起こったことではなく、思わず
これから「息子」に言い渡される罪の量刑に想いゆき
瞬間的にこの言葉を吐露したといっていいだろう。

つまり、息子がこのような事件を起こすことは
母として「想定内」であるため、このような言葉となったのだな。

まさに、この息子にして「この母」あり。

これから、この未曾有な罪の裁定がされ、
おそらくは息子は、娑婆にでることはない。

母親は、その事実にきちんと向き合い、
自分の子の育て方についてよく過去を振り返ってもらいたい。
そして、残虐な「生き埋め」という方法で
家族を奪われた遺族に対し、
生きる自分の残りの人生を全てを使って、
誠心誠意お詫びをつくしてほしいと思う。

報道陣のインタビューに対し、
「おかあさんの子供でよかった」などと
遺族をさかなでするようなコメントをするようだから
まだ、自分の責任について、真剣に向き合ってはいないのだろう。
いや、おそらくはこのあとも…
ほんとぅにそれに向き合えるか、その途につくか分からない。

この修復不能に思える親子関係が
ほんとぅに世の中において稀有な存在であることを望むのだが、
恐らくは、そぅではないのだろうな。

…とても哀しい。そして、とても空しいな。

怒りで、これ以上…書けない。

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