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カーズ >> M・I・Ⅲ

ここに訪れた読者は、映画に関心があるか、映画ジャンキーな方。

だから、生半なコトバを吐けなくなってきた。
少々読者のプレッシャーも感じています。

しかし、スネークマンショーが教えてくれたこと
「音楽にはイイモノもあれば、ワルイものもある。」
そして、映画にも…それは当てはまる。

昨今は自分の書いたものに責任感を感じるようになってきたが
ごまかしをしないでまっすぐ書いていくことが「信条」だ。
これまで通り、自分の感性を信じて素直に書いていく。
今日は、映画の日。
1本分の入場料で、2本観れる。だから、2本みた。
…ではいってみよう。

最初にみたのは、「カーズ」。
もともと、自動車好きだし
CG+クルマ+ディズニーアニメともなると朱色会にとって
はずしようもない。ヨカッタです。

朱色会が感じた点を列挙すると…

1.ベンリを追い求めた結果
置き去りになるものたちの存在を丁寧に描いている。
寂れてしまったマチ(わが故郷)が脳裏に浮かんだ観客も
多いのではないだろうか?
話の筋を離れ、数秒ではあったけれど故郷の
シャッターオチまくりの田舎のストリートが脳裏に浮かんだ…。
まちの振興策として道路や新幹線を誘致する地方。
しかし、ベンリになるということは諸刃の刃
つまり、大きな道路は、効率を優先するから、
バイパスとなる可能性をとても有していることを、
この映画は詳しく描いているのだ。

「ラジエーター・スプリングス」は、かつては
滝と雄大な景色を望む観光客で
活気付いていたタウンだったのだ。
そうして、そのマチに住むひとは客がくることで
そのマチに希望と誇りをもっていた。

しかし、大きな道路は、人の流れを変えてしまった。
マチは素通りされ、そして寂れていった。
それをなんとか取り戻そうとするサリー。
サリーは、なんの見返りも求めないマチの「人々」に
魅せられていった
そこへ、ひょっこり、マックィーンがあらわれることとなる。
男の現れとはして非常にベタな展開であるけれど…イイ。

2.ほんとぅの勝利とはなにか
卑怯な方法で、ピストン杯をげっとしたヒックスには
人々に賞賛はなかった。代わりにブーイング。
そして、優勝を目前としてクラッシュしたキングを押すように
ゴールラインを通過させるマックイーン。
ほんとうのヒーローは何かということをよく表現しております。
感動しました。

3.英雄は「正しく」そして「運命的に」継承される

かつてのヒーローだったハドソン。
しかし「怪我」(事故)を理由に切られてしまう。

「オレは、まだ走れたのに…」

レースを愛し、そしてレースに絶望した男の前に
「彼」はあらわれた。生意気ななんもしらん鼻息だけは
荒いルーキーとして…

元英雄は新たな英雄にものごとを教えていく。ように見える
じつはちがう。新たな英雄から元英雄へ贈られるものはあるのだ。

私も実は英雄だったんだよという方。

もし、アナタがもと英雄だったなら、新たな英雄がアナタのもとに
現れる。そして、「誇り」を取り戻してくれるのだ。
そして、それが起きないならば、残念なことなのですが
…カンチガイですね。

こういぅ「師弟」関係のハナシ。「男」としてカンドーを
禁じ得ません!!

ーー

…などなど、大人にならないと気が付かない題材が多い。
うーむ。朱色会的にはオオヨロコビなんだけど子供たちには酷かもね。

ディズニーだから当然ターゲットは子供たちだ。
今までのディズニーアニメはすべてこれを踏襲している。
アニメは子供たちのもの。それがディズニーのポリシーだ。
ただし、つれにくる大人にも鑑賞に堪えられるつくりとなっている。

しかし、今回の話と題材は、コドモたちには
特に話のレベルが少々高すぎるかなとは感じた。

事実朱色会の席左隣の女子小学生は後半から足をぶーらぶーら
させていた。明らかに飽きていたんだね。

ま、それにしてもいままでの秀作に引けを取らない
質となっております。アニマトロニクス的には
目をフロントガラスにしていたのはちょっと
表現として「逃げ」を感じたし、ターゲット層がコドモでないところ
が少々残念ですが、高得点には変わりありません。

最後に、この映画のCGの新たな表現方式について言及しておこう。

今回のCGは、PIXARがほこる背景描写力にある。
圧倒的な現実感。もはや「至高の域」に入ったといっていいだろう。
これを見るだけでも、
話にはいっていかなくても一部の技術者は満足するだろうが、
もうひとつ

映画を観られた方は、あっと思ったのではないか?
「優勝」「事故」日本語(漢字)が字幕ではなく、
本編中(フィルム)に描かれている。
そぅ!!!
CG技術はついに、配給国むけに絵をカスタマイズした
ものを配給できるに至ったのである!!
これはすごいことだ!
これはすごーーーーいことなんですよみなさん!!!!

…えっもぅ知っていましたか?
なんだ…知らなかったのはオレだけ…?
すみません。私しらなくてびっくりしてましたよん。

評価:78点
テーマは「なかま」。
街が寂れていくところ…告白いたしますと不覚にも思うところあり
落涙しました(恥

とても素晴らしいできばえだった。素直な表現に好感が持てます。
皆さんにもお勧めします。

「いつからか、クルマは楽しいところへいくためのものになった。
 しかし、前は車にのること自体を楽しむものだった。」

という贈られたことばを思い出し、かみ締めております。

次の映画を観るため、待機しているミアマーレの窓外に、クルマの列が
見えている。この映画を観たものは、クルマについての認識が
見た前と後で変わるのではないか。そういう気にさせる映画でした。

明日、愛車ブリッツェンにオイルとタイヤをプレゼントしてやろう。

ーーー

さて、さて、さて、…と

MI3ですか…。

結論。ダメだこの映画。

みっしょんいんぽ
の魅力は何かというと

観客として「騙されるカイカン」

えっそぅくるの。…と、つぎからつぎへおこる
裏切り・変装・陰謀 の繰り返しにカイカンを覚える。

これがこの映画シリーズの真骨頂なのだっ(た)←過去形。

なんでダメなのかあまり書きたくない

あれがまずいとか、これがまずいとか
いうのがいやになるほど、「まずい」映画だ。(美味しいぼより)

ま、これだけだと読者が納得しないだろーから、
書きたくないけど書いておく。

映画は、人間と社会を描くものということは書いた

スパイものの特徴として

どぅ2重スパイや3重スパイを描くのかが醍醐味。
しかし、この映画はスパイ映画にしてスパイ映画にあらず、
多分テーマは、スパイの妻との付き合い方。

しかし、このテーマと関係がない話で蹂躙されており、
妻の心情がぜんぜんみえんぞ。泣いておるばかりではないか!

こういったテーマで秀逸な表現をしていたのが
シュワ知事がやっていた「トゥルーライズ」だな。
ジェイミー・リー・カーティスの熱演がすばらしかった。
…マジックミラーのシーンは、いまもココロに残ってます。

そして(だんだんエンジンかかってきた)
やはりいっておきたいのが、キャラクターの伏線(サブストーリー)が
まったく描かれていないので、感情移入ができないのだ。
上で紹介した、架空のアニメキャラクターのほうが
人生が描かれている。アニメキャラに現実の人間が負けてどうするのだ。

2H弱の時間で、どのように「人」を描くのかはとても困難なことだけど
それをしないと、キャラクターの行動理念がわからないので
感情移入が難しい。

マックィーン。
メーター。
サリー。
ハドソン。

など、まだ頭とココロの中に残っているすばらしいキャラクター達。
ここでMI3観たヒトにQ。

MI3にでていたキャラクターの名前をお答えください。
…朱色会は、ひとりも思い出せませんでした。

そして、朱色会をどんぞこにつきおとしたシーンが
ラストあたりの、なんで看護婦が30秒の訓練で
てだれのおんなすぱいになるやねん!!
なめとんか!かんきゃくを。

いや、今日が1000円の日でヨかった。
もし、1800円だったら暴動にのってましたね。
引き上げる観客の「怒」と「?」マークで、満たされたことを
書いておかねばならないだろう。朱色会も首を横に振りながら
劇場を後にした。
うーむ今日が先行上映日だったのか。やることができた。

…ここに、MI3 「真剣に」日本にて不振にさせようとおもいます。

ほんとにだめな映画。

見るな、に一票。
トム・クルーズ。頼むからケビンにはならないでくれ…

評価:30点くらい。(真面目に点数をつける気になりません。)

彼女をこの映画にさそったら、
怒られること必定。映画通とは思われないため
他の映画につれていってください。

いや。長くなってしまって、ゴメン。
おやすみなさい。

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