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NHKスペシャル-ワーキングプア社会

ぐったりとなる番組だった…
体中の血が、抜かれたようになった。

寂村に住む、老人の言葉
都市にしがみついて生きる、リストラされた浮浪ホームレス中年の言葉
家族が離婚し、家計ギリギリで生活している片親の少年の言葉

…どれも胸にぐっとくる。

そして彼らの絶望を表したまなざしも…

生きる。生きていくこと自体が幸福だったときは過ぎ、
大半の人間には苦行となってしまった社会。

知らなかった。この世(日本)は、それほどに病んでいるのかと。

…そして、「勝ち組」のコメンテイターの
『上から目線の』まるで対岸の火事を、表面的にあげつらう、
無責任で理解不能な「講釈」。だれが「実況中継」しろといった?

………なんで、こんな国になってしまったのだろう。

真面目に働くことさえ、不可能になった国なのか。この国は…
また、朱色会のココロのなかに「黒い水」が流れ込んでくる。

「もぅ。辞めにしちまうか…」

いや、まだだ。まだ、間に合うだろう。…多分。

じぃちゃんたちが『誇り』をもっていなかでゆっくり暮らせる社会
働きたいと願うものは、その能力をいかんなく発揮できる社会
貧富の差はあっても、努力しだいで競争の権利は子供たちに
 平等に与えられる社会

…どれもはずせない。

「答え」はあるはず。「答え」を見つけなければ!…ならない。

誰かを換えればOK…というものでもなさそうだ。
何か根源的な原因が、まだ隠れているような気がする。

…でも、もう時間がないのかもしれないと、…焦る。

彼らが、「魔物」になってしまうまでどれくらいなのか?
毎日のように、新聞やTVニュースで、「魔物」の新たなる発生の
ニュースが報道される。毎日だ。ほんとぅに。

誰かをきって生きのびていくやり方には
朱色会は絶対に組しないぞ。
それを意気揚々と進行させている連中は、「大切なこと」に
気が付いていないのだ。

この国を覆う、大きくて見えない黒い陰に気づいた。
そのような番組だった。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/060723.html
知っていたとはいえない。知っていたら、何かしていただろう。
私に何ができるか。それから考えよう。

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