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ラフ ROUGH

「みゆき」「タッチ」「ラフ」
など、永年にわたり少年誌学園ラブコメの頂点に君臨していた
あだち充原作の映画化。

みてきました。東宝は、朱色会のみた映画館では
Save Our Moviesを開演前にやらなくなっていたことをまず報告しておく

ーー

この映画を語る前に、あだち氏のことを
述べておく必要があるだろう。
わたしを漫画の世界に引きずり込んだ張本人の一人だ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%95_%28%E6%BC%AB%E7%94%BB%29

おそらく、漫画を読んで涙したのは彼の作品が初めてだと記憶している
それはタッチで、弟が死んだときのくだりと
鉄道高架のした、誰にも知られず哀しみを爆発させている南の
シーンだね

いつも飄々としたゆったりとした流れのストーリーのなかで
ここぞというときは、読者の心に忘れられない感動を
与えてくれるあだち氏の作品は、いまも朱色会のこころに
刻み込まれている。・・・そしてこの作品も
とても印象深くのこっている好きな作品のひとつだ。

それを、長澤まさみと、なななんと、もこみちが演るだとお・・・
大丈夫なのかなぁと心配して映画館に入館した。。。

結論からいうと、・・・大丈夫でした。

原作ものは、完全にトレースするやりかたと
原作の素材だけいただいて、新たなる作品とつくる
という2つのやり方があるけれど、この作品は前者。
だから、ファンも安心してみることができる。

長澤まさみ。今、亜美を演じられる女優は、彼女だけだろう。
ときどき、「女優」としての厳しさがシーンから伺える。
彼女は、顔から太る。亜美を演じる厳しさが、スクリーンから感じられた。
女優としての執念が、減量を成し遂げたのだろう。恐るべし。映画女優。

もこみちくん。映画初主演おめ。
ま、ちょっと高校生っていうのは難しいところだが、
純な青年を頑張って好演してくれた。
ちょっと原作のキャラとくらべると
顔が整いすぎていて圭介とのギャップはかなりあるが
ひたむきな演技は好感がもてました。
それと泳ぐ姿もサマになっていた。水泳やっていたのかな。

くわえて、由衣ちゃん。
うーむ。かおりを演られるのもいまのところ彼女だけだろう
映画女優として演技に自信のようなものが感じられました。
それにしても、ちょっとこちらも女子高生というのは
チョットむりがある。。つまり艶(あで)やか過ぎるのだ。
色っぽいなぁ~
・・色っぽいなあ~~(2回目。)

そして、大きく原作と作風を変えてきた。
緒方くん。これを演じた石田卓也さんの演技はすばらしかった。
この映画でいちばんの大収穫は彼だ。
うーん、まだこんな役者がいたとは。次回も期待しています。

映画のテーマは
漫画で描かれていたものとまったく同じもの。
あの作品を楽しめるかたは違和感なく
青春映画を楽しめることでしょう。

青春を通り過ぎたものならば、かならずひとつは
「あの場所・あの頃」というものがある。
それを思い出させてくれた映画だった。

尊敬される対象となるのは、ほんとに難儀なことだ。
だれもが「それ」に成れるわけじゃない。
だけど、成るためにいろいろあがくこと
それは大切なことだし、あとで必ず宝石のように大切な
ものとなる。読んでいるあなたも、その宝石を必ずもっている。

憧れの対象となるためには、なにかしらの「ふんばり」が
ひつようだ。それがあるか、ないか
それだけで、人生が豊かなものになるか
それとも、空虚なものとなるか分かれていく。

・・・あなたが青春まっただなかあるいは
青春の入り口にたっている人ならば、いっておきたいことがある。
貴方が関心があるもの、好きなもの・ことに
心から「没頭」してほしい。没頭した結果が重要なんじゃない
没頭したという事実が、あとから、活きてくる。

評価:68点

まったく違和感なく、あだちワールドを
現体験できる映画。
男子は、まさみとゆいちゃんの手足にょきにょき
女子は、もこみちくんや阿部力さんのしまったおなか
と少年のようなまなざし をご堪能ください。
(おいおい。上でいってたマジメルな話はどぅなんだよ!)

・・いいんです。これは、朱色会のぶろぐ。
いいたいことだけをいいたいだけのべさせていただきました。

映画館をでた。
千葉は、すでに夏の風を吹かせていない。
夏が終わる前に、青春プール映画をゲットせよ!!

ところで、鑑賞記をまとめるにあたって資料をあつめたらば
小学館さんで第一作目をWebで見ることができるところを
みつけた。
ラフってよくわかんない。または
映画をみたひとで原作に触れたくなった人は
サンデー名作ミュージアム
http://websunday.net/museum/no29/no29in.html
を訪れてみてください。

青春佳作映画として、よくまとまっていたことを結論として
述べておく。

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