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ヤってイイことワルいこと

世の中には、倫理的に見てやっていいことと、わるいことって
やっぱりあると思うのだ

今、法務省がおかしい。

朱色会の読者ならば当然既知の情報だとは思うけど、
まずは念のために掲載。

引用はじまり(asahi.com)
ーーーー
新設2刑務所、受刑者監視など民間委託へ 法務省方針
2006年08月30日07時31分
 法務省は、国が建設する刑務所での受刑者の動静の監視など業務の一部を
民間委託する方針を決めた。来年秋にも収容を始める喜連川(きつれがわ)(栃木県)、
播磨(兵庫県)の両刑務所で始める。
刑務所の過剰収容で看守の手が足りなくなる一方、
政府の行革方針で大幅な人員増は難しいことから、
民間委託で浮いた人手を看守業務に回す狙いだ。

 全国の刑務所では03年度から今年度までに、食事の提供や電話交換など
公権力の行使にあたらない849人分の仕事を民間に委託してきた。

 しかし「小泉改革」で公務員総人件費の削減が掲げられ、
先の通常国会で成立した行革推進法などには、
刑務所などでさらに民間委託を検討する方針も盛り込まれた。

 このため法務省は、規制を緩和する構造改革特区制度を利用して、
新設する二つの刑務所で、受刑者の監視や警備、職業訓練、
手紙の検査の補助など233人分の仕事について、民間委託することにした。

 法務省は来年度の概算要求に
計1082人分の仕事の民間委託費として約34億円を盛り込んだ。

 喜連川刑務所の収容定員は約2000人、播磨刑務所は約1000人。
運営業務の約3割を民間に委託することになる。
ーーーー(引用ここまで。)

なぜ、罪人を「社会」が裁けるのか?引き起こした罪に応じた刑期を、
社会がコスト(血税)をかけて購(つぐな)わさせるのか
その本質を踏まえれば、上記のような考えなど思いもつかないことだとと思う。

なんでもかんでもミンエー。ミンエーってことだな。

大きな間違いだし、大きな危険をはらんでいることをこれから
指摘する。

まず、これをみた朱色会が、大きな広域犯罪組織の重役だった場合
つぎのような闇プロジェクトを興すだろうな。

まず、お勤めを果たすものをサポートと監視をするため
民間派遣員として「草」を送り込む。または、そのための会社を設立する。
…お上が行うといった厳密な審査は、「いろいろ」な方法でスルー。

ゴールとしては、収監と出所だけ、「本人」が行い
あとは身代わりが刑期をつとめる・・・あ、これもいらないや
「事実」だけ作ればいいんだからな。

民間とは、「利」を追求することが本質的にある集団だ。
そのことを踏まえればいろころなことができるよ。
そして、なんなく実行されてしまう。
いまでもやれているんだから…。

はっきりといっておこう。刑務所の民間化は、
“ご用聞き”以上の『存在』を生む。

社会に私刑が蔓延らないのは、きちんと代理者である社会が罪人の罪の
つぐないを履行させるからだ。これが成されなくなる世の中を想像して
みたことは、官僚の中にはいなかったのだろうね。

「なんでもかんでも考えが浅い。付け焼刃過ぎる。」

それと思うこととしては…

なんで急にこんな話が浮上したのか?

民営化するときって、お金とか人とかとっても大きな問題が内在しており
既存の責任者が責任を負いきれなくなったときだけ
リセットするようにそれを行うね。今回もそれくさい。

【VIP監獄ロック】
http://shuseki-kai.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/vip_e369.html
でもかいた。

…執筆中に、こんなニュースも飛び込んできた。まだ、追いかけていた
ジャーナリストいるんだな。
ーーー(共同通信:「山口組組長に便宜申し出 主任看守、謝礼欲しさか」)
(割愛します。)
ーーー
…この国の「道徳」は、どこにいってしまったのだろう。

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