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作人たちの誇り

この国には資源がない。だが、
経済的には高度だと、諸外国からいわれるまでにはなった。

その源泉は、やはり、製造業を初めとした工職人

国民の腹を支えてくれた農家の方々の連綿とした努力の成果

によるところは大きいとおもう。

わたしも情報産業などという浮ついた世界に職をもとめてみたものの

このくにの輸出品としての製造物のサポータとして
日夜サポートをしていてとくに脅威を覚えるのは

彼らの異常なまでの、自分の使命についての直向さだ

失礼ながら、真面目の前に2文字かかる。

仕事に対するこの○○真面目さと、何としても目標に到達せんとする
実直さはとても頭がさがる。

しかし、エントロピー的な表現でいうと、何もないところに永遠とエネルギーが
輝き燃え続けるというわけはない。

実体としては息切れ寸前だといっても過言ではないし、
もし、そうなれば、日本の産業の滅亡にむけての
機先となるのは明白だ。

彼らもわかっている。自覚してるのだ。
産業とはやはり、ものづくりだ。モノを生み出していく。新しい価値を
生み出していうことを生業としたものたちは
その自覚のなかで、いまももがいている。

いまはまだ、作人としての誇りを鎹にして踏ん張っている。

われわれのあとにはなにもない。
最後の砦として踏ん張っているのだ。

しかし、崖っぷちの俵には両足がかかってる。

この2つの砦が陥落したとき…この国は終わる

工業国家として立国し、さまざまな魔法を世界に供してきた

その魔法は、技術者の血と汗と涙と、そして
いいたくはないが命の代償なのである。

しかし、その魔法はとってもとっても安いものとなってしまった。

魔法をつくる難しさは倍々に難しくなっているにも関わらず、
その対価は年率でつねに2割減となって
いく。

自由競争の結果といってしまえばそれまでだが、努力の山積がリターンに
跳ね返ってこない。

引き合いにだしてわるいけど、朱色会がすきな
チロルチョコ
これと
携帯にはいっているICは
同じ値札である。

そして、チロルチョコに携わって仕事している人に問いたい。

あなたのつくっているチョコレート。
来年は一個8円になります。
そしてつぎの年は6円になります。
・・・それが、いま、わかっています。

それでも、チロルチョコをつくっていくことに誇りを維持していけますか?

情報機器に携わる製造業が直面する問題を、
ほかのひとにわかってほしかった。

誇りの維持は大事だ。それは、わかってほしい。

安くなった魔法。まだ、それにしがみついている人々がいることを
携帯電話を利用して楽しんでいる人は、
そのことにちょっとだけ考えてほしい。

つぎに、農作物。

携帯は、おそらくは20年後は他のモノに変わっているだろう

それは20年前を思い返すとやさしいことである。

しかし、

「ごはん」はどうかな

ご飯。しろいめし。朱色会も好きです。とても

200年前と同様に現在も食べている。そしておそらくは200年後も。

そうなのだ。人間は食べることだけは飽きない。

その国でなくならない事かつ代替手段が皆無なもの

食べ物

農家の方は、そのかけがいのないものを、みんなのために
もくもくと作ってくれた。

私たちは自堕落に食い散らかしてきた。
そのことは誰もが認めることだと思う。

残飯排出最強国家としてのほかの国を凌駕している査証は
いくらでもあげつらうことができるだろう。

その誇りも潰えつつある。それは、製造業よりも深刻で

つぎの担い手がいない。

作物をつくる。魚をとる。肉をつくる。

農村や漁村ではたらく人々を、機会があったらみてほしい。

人間の寿命には、限りがあるよね。

そんなもん。産業製品をうって作物を輸入すればいい

…という方もいると思う。

それは、国際的な関係が健康な場合という条件つきであることを
わすれるべきではない。

めしをつくれないこっか

にましっぐらなくに

それが、私たちの国のホントウのすがた なんだ。

さて、今日はくだぐだ書いたが最後のQはなし。

でも、オーダーとはいわないけど、考えてほしい。

作人の誇りを取り戻させる手立てついて

とくに、政治家のテーマとして重要で基本であることは
いうまでもない。

ひとあり。めしあり。その上に、他のすべてがある。--朱色会--

おやすみなさぁ~い。

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コメント

こんにちは。
やっぱり朱色会さんの文章にはひきこまれます。
おもしろいです。

投稿: | 2006年8月22日 (火) 21時09分

杜さん、今晩は。
おもしろいと思ってくれてありがとうございます。
ハゲみになります。
また、起こしください。

投稿: 朱色会 | 2006年8月24日 (木) 01時00分

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