« ラスト・ゲーム-Part2 | トップページ | ただ、君を愛してる »

父親たちの星条旗【Flags of Our Fathers】

「∞」。

・・・この作品は、2部構成作となっているため、必然的に
「∞+∞」になるか、ことによると「∞×∞」となるかもしれない

1930年生まれのこの監督は、私たちに鉛のように重厚な感動と問いかけを
投げかけてくる。観終わっての感想として、まずは、このことばをいいたい。

「Go, movie theater.Now ! 」

鑑賞記:「セピア色になりかけのフィルムが、『今の』私たちに語りかけることは・・・」

硫黄島の戦いについては、以下の2つが詳しい。よろしければ・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%BB%84%E5%B3%B6%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84
http://en.wikipedia.org/wiki/Battle_of_Iwo_Jima
「ショーグン(司令官)」のような貫禄のクリント・イーストウッド監督。

主演のライアン・フィリップ。クラッシュの坊やがこんなに成長した。
映画俳優は、映画のなかでその時代のにんげんを演じ、そして成長していく

摺鉢山は、すべて(彼らの一部始終)をみていた。
・・・あれから、なんと61年余が経った。
摺鉢山は、静けさの中にいる。あるのは、波の音と、風の声だけだ。
あれから、大分経つのであるが
…「わたしたち」自身は「変わった」のであろうか?

http://www.iwojima.jp/data/handbill.html
http://www5f.biglobe.ne.jp/~iwojima/
http://www.iwojima.jp/

他のブロガさんたちの意見(↓)
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%C9%E3%BF%C6%A4%BF%A4%C1%A4%CE%C0%B1%BE%F2%B4%FA&ei=

今まで、色々な戦争映画が作られ、様々な戦闘シーンが生まれて
きた。この映画は、それらを「結集」した秀逸なものとなっている
「戦闘シーンが好きな」観客も短時間ながら
入場料のもとが取れる出来栄えとなっている。

…にしてもだ。やはり舌を巻いたシーンは
「例のシーン」だね。
・・・照明弾とカメラのフラッシュを合わせるなんて
誰が思いついたんだろう。劇場の席で、ほぇ~と
唸ってしまいましたよ。

戦争には欠くことができない【存在】がある。
それはお金とか高機能な兵器ではなく、
血を流し、叫び、
そして生きて笑顔で帰ることを許されない「兵士」だ。
戦争を始め、遂行し、継続し、終結させるモノたちは、
それについては用意周到だし、綿密に、かつ細心の注意を
払ってそれ(兵士)を扱う。

そして、大概のばあい、その役目をおおせつかるのは
貧乏人のせがれだ。

戦争学を紐解くと、損耗率というものがある。
派兵した人的数(いのちの数)と、帰還する数の割合だ。
100人して、帰還0(全滅)したら100%
…んで、損耗率がいちばん高いのは、最前線の緒戦だ。
だから、緒戦に選抜されて名誉などと思ってはいけない。

おれ、安い命なのね。

・・という判断でOK。カーネル(大佐)やジェネラル(司令)が
上陸するのは、ひとわたり戦闘が一段落してからだからな。
大学上がりの参謀達は、海辺の水を自分のブーツに
浸み込ませたことはない。

戦争の「現場」に英雄はいない。
在るのはわけもわからず罵る上官と、
逃げ惑う兵卒なのか。

私たちが、無垢にも引き金を引けるのは、
『相手』の笑顔をみた経験がないからに他ならない
ーー朱色会ーー

・・日本は、「あの時」アメリカとやりあうため、
「皇国」になるほかはなかった。
両国の戦争のエンジンとなったのは
アメリカは、「興行」力と金
・・・金は、実はつきかけていたんだね。それで『戦争債』
そして日本は、島国ならではの「自尊心」(プライド)か。

戦争を始める力の源は、息子たちを送り出す
「親」の浅はかさ、幼さにある。
ーー朱色会ーー

人類がこれまで得た「戦争映画」の集大成といえる作品だ。
是非、大きなスクリーンで、ご覧になってください。
http://blog.so-net.ne.jp/shuseki-kai_org/2006-10-28

|

« ラスト・ゲーム-Part2 | トップページ | ただ、君を愛してる »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

昨日観て来ました。レイトショーで(笑)
まあ、差額にちょっと足せばパンフも買えるので。

クリント・イーストウッドは監督としても偉人の域に
達しつつまりますねぇ。

感動のあまりうまくコメントを書けそうにありません。
「硫黄島からの手紙」もはやく観たいです。

投稿: 天そば | 2006年10月29日 (日) 23時12分

天そばさん。コメントありがとうございます。
私もはやく【手紙編】を観たいですねぇ。パンフ私も買いました。パンフいいですよね。(朱色会はあまり、パンフ買わないんですが、たまたま。)偉人の歴史もつづられており、人間、こう成長したいものだと、考えさせられます。リンクをクリックいただくとSo-net版もご覧いただけます。よろしければ。

投稿: 朱色会 | 2006年10月30日 (月) 17時25分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/27553/3987078

この記事へのトラックバック一覧です: 父親たちの星条旗【Flags of Our Fathers】:

« ラスト・ゲーム-Part2 | トップページ | ただ、君を愛してる »