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ウチは団扇

ヘルプデスクをやっていると、派遣先のいろいろ面白いところを見つけることができる
そのなかで、公開できるエピソードをご紹介しよう。

社内でのオープンスペースにて、派遣先の社員同士で会議をしているときに
耳につくことば。

「・・・うちは、xxxxx」
「いやだけど。うちは。xxxxx!!」

…やたら『うちは』が連呼され、耳に残る。
まるで
『熱くなった議場を、誰か団扇でさましてくれェ~』
・・・と、いっているように感じるが、それは
朱色会の思い過ごしかもしれない(笑

朱色会は、【ウチは団扇】と勝手に命名してその様を聞いているのだが、
社内のオープンスペースで行われる会議でも、白熱するものだ。
【ウチは団扇】は、そのようなときに現象としておきる。

大概、ちがう部署同士での2極の対立の場で発生する。
例をあげると、
海外EMSを含む工場管理部門。これは製造の立場で、部品の供給につき
責任がある部門と
取引先への納入責任がある、いわゆる販売部門だ。

つまり、顧客との契約の履行のために
ウチはこれをこれだけ、この時期にほしい。というニーズと、
いや、そんなことをいっても品質を維持した上での製造能力はこれこれだ
というシーズが、会議のなかでヒートアップしていくのだ。

仕事熱心なことだとおもう。それぞれ懇意にしている取引先や顧客の
代表として、権利を主張しているわけだな。しかしちょっと考えてほしいことがある。

うちは、うちは・・・ってどちらも「ウチ(同じ会社の人間)」でしょうが・・・

うち、ということばをつかうとき、うちとそとの「壁」が、そのことば
を発する人には見えているのだろう・・・

うちとそとがあるのはわかる。しかし、それは、ほかのときに使う言葉ではないかな
たとえば、社外の競争相手と「わたしたち」の間とか。。

販売部門であろうと、製造管理部門であろうとも、結局はサービスの提供先は
同じなのである。そこからお金をもらって共栄しているのだろう。

このような「現象」は、おそらくは、私が昨日みたこの会社だけの
出来事ではないだろう。

そこで、しめくくりとして、このQを、
会社で働いている読者の諸君に贈り、本日の締めくくりとしよう。

「貴方の会社には、【ウチは団扇】ありますか?」

・・・ぱたぱた。

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