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「消えた」人びと

「いらっしゃいませぇ~!」

「あ、どうもこんにちは・・・」

帽子のつばに手をやり、明るいさわやかな笑顔で
颯爽と運転席に前まで来てくれる。跪くところまであって、それは
恐縮してしまう…

「本日はご来店ありがとうございます!いかが致しましょうか?」

「ハイオク・・満タンで…」

「はい!畏まりました。ありがとうございます。フロントガラスに
洗剤を利用してもよろしいでしょうか?」

「水ぶきでお願いします。。。」

「了解いたしました!」

きびきびと作業が開始される。それは晴れの日だけではなく
寒い日も、そして雨の日も同様だった・・・

ときどきは、会話も生まれた。

「いいお車をお持ちですね」

「いやどうも、でもローンが大変で、、あははは」

「羨ましいですよ・・・」

…数年前のできごとだ。

いま、この光景を味わうことは、大変に困難となった。

ーーーーーーーーー
現在。

お迎えはなく、機械の前で、愛車をとめる。すると

『ユシヲ・ゴシテイ・クダサイ』

黙々といわれたとおりにやり、黙々と給油し、店をでる。

「会話」は、ない。

ガソリンスタンドから、人間が消えたのだ。

ーーーーーーーーーーー
(今日のWebニュースから)

機関士、ジャンボから席が消える。

いままで、飛行機を飛行させている役割として、人間は3名必要だった。

すなわち、操縦士、副操縦士、そして機関士だ。

副操縦士は操縦士のバックアップ。そして、

機体の技術的なサポートのため、機関士が乗り込み対応していたのだが、

それが必要なくなったので、廃止するという

==========
ハイテク化とは、実はこんなもんだ。

ハイテクがもたらすものは、プラスだけではない。

ハイテクは、「人」を排除する。
なぜか?人は『コスト高』だからである

・・・いずれ、副操縦士、そして操縦士も要らなくなるだろう。

『ホンジツノ・ふらいとヲ・タントウイタシマスRX-5963デス。』

・・・嗚呼、神様。
ーーーーーーーーーーーーーー
なんとなれば、それは人件費のコストダウンだ。
今や、コストで最大の効果を表せるのが人件費となった

企業は、サービスの供給集団であるとともに
利益追求集団であるから、常に「不必要なもの」を見つけ出し、
機械化する。

人間が生み出した機械が、人間を排除する。

ーーーーーーーーーーー
ガソリンスタンドの店長は、店を守るため

従業員を解雇し、バイトも雇用継続せず、
ひとりで、店を守っている。しかし、その顔に明るさはない。

============
ぎりぎりぎりの競争は、ついに人間まで排除始めている。

ひとが、ひとのために自らの汗をかくことがなくなる社会

人は、そんな社会を求めているのだろうか?・・・否である。

なくしてはならない。われわれは他人のために働き、それを確認することで
自らの存在意義(自分の価値)を確認できるからである。

↓(感涙。)わたくしと「志」を同じくするブロガのイケン(必読。注目度も。
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%B5%A1%B4%D8%BB%CE&ei=

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