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473葉:映画「バベル」鑑賞記つづき

自分の『怒り』と数時間対峙した
自分自身が生み出した感情であったとしても、他の感情に
「偽装」することがあるためだ。しっかりと見定める必要があるのだ
・・・しかし、この映画を観たあとの感情は
自分への悲しみでもなく、楽しみでもなく、やはり
【怒り】だったのである。

怒りと対峙して4,5hが経った。
なぜ、この映画は私を怒らせているのか?
そのことを自分分析を含めて追記しておこう。

~~~~~~~
・・・この映画を職業人に例えるならば

『とってもへたくそな按摩(マッサージ)さん』

というのがぴったりくる。
上手な按摩さんは、別に客がアレコレ指示をしなくても
「そうそう、ソコソコ。キクゥ~~・・・アぁッ(感」
となる。

そうでなくダメな按摩さんはやってもらっている間、終始

『・・・そこじゃないんだけど。。(ココロの声)』

と下手さにイライラ感が募るのだ
そうしていつかは1箇所くらいはストライクするかなと、我慢して委ねてはみたものの
サービスの終了時刻となる

「ありがとうございます。1800円になります。」と
按摩さんがにっこり。満面の笑みで手をさしだす。私は

・・・震える手で支払う(笑

これは、仕方がないことだとは思う。
マッサージをお願いしたのは自分だし、
「客」はマッサージしてくれる人を「選べない。」
どの方が「自分のツボ」をきちんと押してくれるのか、わからないからね。

…今回は、それがあまりにも酷くて、私のほうから
「時間内ですけど、もう、このヘンで結構です。」
で打ち切る形となった。(代金は、前払いだった(泣

退席したシーンは
チエコが光だけが渦巻くディスコで、友人と知り合った男が抱き合って
いるところを見つけ、その場を離れるところで
朱色会も映画館を後にした。

工程としてはやく半分くらいのところだね。
・・・それでは、鑑賞記(←となるとはとても思えないが・・
「始めます。」
~~~~~~~~~~~~~(因みにまだ映画をごらんになっていない方は
              私のブログをご遠慮してもらっています。

あまりおもしろ(く)もない海外内の佳作ショート映画を4つ

ミキサーに掛け、ばらばらになったフィルムを手当たりしだいに

つなげ、そのまま映画館で放映すると

「バベル」

になる。・・・この映画は、私が生まれてから観た映画で
最悪の駄作である。

~~~~~~~~
「わからない」でもない。要旨ははっきりしているとおもう。
それも立派なコンセプトがある。マジメルな映画はとても好きだ
だから、とても期待して映画館にいった。

「演技がダメ」だったのでもない。日本・アメリカを中心として
【てだれ】(へんかんせず
な演者たちが、自分たちの【持分】を遺憾なく発揮している

【やすっぽい】わけもない。製作費100億はナットクと感じる
しっかりとしたロケーションとやっつけでは撮れない【絵たち】

それでもこの映画は
途中で逃げ出すしかなかった。

観ていて【不快】だったのだ。延々と不快だった。それで、
劇場から「逃亡」したのである。観ていられなくなったのである

ことわっておくが、
私は自分でいうのもなんなんだけど、堪え性のあるほうだと思っている
n次会は(体が問題なければ
必ずサイゴまでいく。えてして、宴会は最後になればなるほど
「面白いこと(モノ)」が控えていることを知っているからだ

・・だが、この映画はムリだった。耐えられなかったのである。

~~~~~~~~~~~
映画は、削りの美学の象徴である

採(←意訳)ったフィルムのことをカットという。つまり
たくさんとったもののなかから、使えるものを【選び出し】
観客に伝わるように【繋げ】そして
スパイスとして【効果】(音・特殊映像効果など)をいれ

お客さんの口の前まで運ぶのだ
そうして、身銭を払ってまできてくれた客が【うまい!】と
叫んでくれるのをじっとまつこととなる。映画とはそういうものだ。

・・・上映時間には制約があり、時間内に伝わるべく
すべてのシーンは、【意味のある】そして「他のシーンに必ず繋がる」
もので構成されていなければならない!それは
「悲劇」だろうと「喜劇」だろうと「惨劇」だろうと同様である
(今回!がおおいな

~~~~~~~~~
・少年のおなにー
・チエコの「怪物」の披露
・3子の突然死

は、すべて「その場(シーン)だけの存在」だ
他につながらない【スタンドアローン】なエピソードなのだ

~~~~~~
また、伝えたいテーマを観客にわかってもらうため
劇の設定においても必然が必要である

チエコが聾唖者であること
ブラピ夫婦の三男が突然死したこと
甥が結婚すること

どれも物語をいうため、ああ。そういうことだったんだという
必然が必要なのだ。それが観客を納得させる。

(たとえば言語がことなることで他の意思疎通ができないことを
 手話は世界共通語なので意思が通るのだ
 というシーンをずっと朱色会は待っていた。
 そのためにチエコはその映画に存在していたのだと事前に確信していた

(オナニーはなぜ挿入されているのか・よくわからない
 予断だが、Evangelonのシンジのオナニーは本人の台詞からナットクできる
 同じオナニーながら、なぜ、オナニーのシーンがあるのか
 今回はまったくもってオナニーはわかからなかったので不快でした
 できれば映画ブロガの方にだれか講釈をお願いしたいところだ。

~~~~~~~~
いいところもちょっとあったので、最後に少し書いておく。

はやり、観客に【無音映画】を体験させたことは評価するべきだろう

全盲の方が映画館にはこない
そして
聾唖者も殆ど映画館にこない
その理由を、この映画は観客に伝えた。そのことは映画のデキは別にして
アイデアとして評価できる。

「あの瞬間、観客はチエコになれた」

~~~~~~~
おおきな声で最後にいっておく。

【まずいッ】

とてつもなく不味い映画である。

口にしたものが不味くても、この映画をオトナの理由で仕事をした方々がいる
その人々へヒトコト。
・・・いつまでもその世界で蠢いていて

平気ですか?

最後にこの言葉で締めよう

喜劇であれ
悲劇であれ
惨劇であれ
【映画】は、「観客の心」を楽しませる責任がある
ーー朱色会ーー

・・・・義務ではない。

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